晴ラン雨読&酔灯夜話

晴れれば思い通りの場所を走り、雨が降れば静かに書物を繰る。そして宵には酒を飲みとりとめもないことを語る。

<晴ラン雨読>日本百名山 深田久弥

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コロナで外出自粛の日々、おりしも今は登山に気候の良い春から初夏。ステイホームしながら登山気分をと、本棚から半ば積読状態の名著のページを繰る。山を擬人化しその山の歴史など紹介しながら、著者の山行の状況など記載。やや記述した時代は古く今の状況とは若干異なるけど、紹介された山に行きたくなる気持ちに応えてくれる名著と思う。さらにあとがきで百名山を選んだ経緯や惜しくも選外にした山についても著者の思いが書かれており、こちらも著者の山への考えが触れられて本編と同様に興味深く読めた。