晴ラン雨読&酔灯夜話

晴れれば思い通りの場所を走り、雨が降れば静かに書物を繰る。そして宵には酒を飲みとりとめもないことを語る。

<雨ラン雨読>久米田池

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2020年4月28日(火)17:15-18:45 11.6キロ 累積上り75m 累積下り75m

和泉中央⇒摩湯山古墳⇒久米田池周回⇒和泉中央

 夕暮れラン。外出自粛要請が浸透してはいたが車の交通量は思った以上に多かった。やはり経済活動はそれなりにされてはいる。途中池に囲まれた小高い丘に、ここは「摩湯山古墳」とのこと夕日に照らされていた。久米田池はマスク姿のウォーカーが大勢散歩を楽しんでおり、ささやかな自粛の息抜きといったところか?池からは紀泉の山並みも遠く望まれ開放的な気分に浸れた。

 

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摩湯山古墳

 丘陵端に営まれた前方後円墳で、ほぼ西南に面する主軸の長さ約190メートルに達する墳丘をなし、円筒埴輪列もめぐらされ、葺石もよく遺存している。周囲に堀をめぐらし、ことに西南側は傾斜地を利用した痕跡もうかがわれる。丘陵を利用して営造された前方後円墳として宏壮な墳丘を有し、保存の状態もまたきわめて良好であり、学術上の価値は高い。(文化遺産オンラインHPより)

 

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久米田池

 大阪府から史跡・名勝の指定を受けている久米田池は、池尻町と岡山町にまたがる、広さ45.6ha、貯水量157万t、周囲約2,650mの大阪府内最大の面積を持つため池です。『隆池院縁起(りゅうちいんえんぎ)』によると、僧行基(ぎょうき)によって、奈良時代神亀(じんき)2(725)年から天平10(738)年の14年かけて造られたとされています。この際、池を管理する施設として、隆池院という寺院が建てられました。これが現在の久米田寺です。(岸和田市公式HPより)